令和3年4月に一般社団法人 和歌山県清掃連合会が60周年、令和2年4月に和歌山県環境整備事業協同組合が40周年を迎えました。これもひとえに皆様方のご指導、ご支援の賜物と心より深く感謝申し上げます。
私たちの業界は、この長い歴史の中で行政との対立・衝突等の避けがたい事態を招いた場面があったことも事実であり、このことを教訓に業界組織を強化し、社会から信望を受ける業者を目指して日々歩んでおります。
さて、国立社会保障・人口問題研究所が、2045年までの将来人口推計を公表しました。和歌山県は全体で約30%、減少率が高い市町村では60%以上の人口減少が予測されており、この事が我々業界にどの様な影響をもたらすのか、下水道・集落排水事業の会計は持ちこたえることが出来るのか、市町村の責任である一般廃棄物の適正処理に業界はどの様に関わりそして備えるのかが取り組むべき最優先事項と考えます。
このような時代の要請を我々業界の責務と捉え、行政と一緒になって社会的責任を全うすることが私達の進むべき針路であると確信しております。
先人達が築いた歴史を胸に刻みながら、これから大きく変わりゆく社会に対応し、新しい時代の使命を果たせるよう会員一丸となって邁進してまいります。
